top of page

BOOKS

IMG_6211.heic

イギリスの​お菓子と本と旅

​      〜アガサ・クリスティーの食卓〜

​(二見書房 2023年発売)

​食べ物で解く物語の謎・・・・。

アガサ・クリスティー作品に登場するイギリスの食を解説する本の第2弾。

​ミステリーにちなんだレシピ付き。

基本ハーブの事典(電子書籍)

​(東京堂出版 2005年発売、2023年電子書籍化)

1987年に刊行した「ハーブの事典」をもとに新たに増補、改訂し、2005年に出版しました。
90種のハーブ情報(概略、歴史、育て方、薬効、料理、美容)を神話などの文学的要素を交えて詳しく紹介。
巻末には「ハーブガーデンの歴史」、「ハーバル、ハーバリストの始まり」などの項目別にハーブにまつわる歴史の流れを写真や図版と共に読んで楽しめるページに仕立てました。

絶版となっていましたが、電子書籍として復活しました。Amazon、Kindleなどでお買い求めいただけます。

IMG_20190910_0004.jpg

ヴィクトリア朝が教えてくれる

​英国の魅力

イギリスを知る10のキーワード

​(ダイヤモンド社 2019年9月発売)

ヴィクトリア朝と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

若く美しいヴィクトリアが女王に即位し、60年以上にわたって統治したイギリスのヴィクトリア朝という時代は、産業革命を経た時代が急速に変化し、世界の陸地の約4分の1を手中に収めた「大英帝国」が

最も輝いた時代でした。

 (中略)

本書ではこういったヴィクトリア朝に由来するイギリスの魅力を10のキーワードでくくりご紹介しています。(まえがきより)

​私は「食」というキーワードで書かせていただきました。

書影帯あり.jpg

​イギリスのお菓子と暮らし

​(二見書房 2019年9月発売)

イギリスで暮らす11人の女性を訪ねて教えてもらった、家庭で長年作り続けているお菓子、日々を楽しむためのキッチンのアイデア、庭・家作り・道具・おもてなしの工夫などを紹介する一冊です。現地の写真をたっぷり掲載し、自然と密接につながりながら、素朴に心豊かに生きる人々の暮らしがよくわかる内容になっています。

 

また、イギリスの地方で長年愛されている、6つの伝統的なお菓子の歴史とレシピも掲載。今も伝えられている貴重な「昔ながらの古き良きイギリス」の味もご紹介しています。

christybook1.jpg

​イギリスのお菓子とごちそう

アガサ・クリスティーの食卓

​(二見書房 2019年4月発売)

本書は1990年から92年にかけて『ヴァンテーヌ』という雑誌に書いていた連載を一冊にまとめ、1998年に『アガサ・クリスティーの食卓』として婦人画報社から刊行したものをもとにしています。
今回、新たに刊行するにあたり、デヴォン地方のグリーンウェイやバー・アイランド、ダートムーアなど、クリスティーの世界を再訪し、自分の足で歩き、人に出会い、取材・撮影を行い、大幅に加筆しました。

(中略)
ハーブ留学の一年間にはじまり、結婚後住んだウィンブルドンでの四年間、数え切れないほどの訪英を通して、すっかりイギリスに魅せられた私にとって、クリスティーのミステリーは、そこに描かれた食べ物や生活を通してさらにイギリスを知ることにつながりました。その喜び、楽しさをお伝えしたい。それがこの本に託した私の願いです。

​(まえがきより抜粋)

物語のティータイム

お菓子と暮らしとイギリス児童文学

​(岩波書店 2017年7月発売)

korean1.jpeg
korean2.jpeg

吉田新一先生のもと、大学の卒論で書いたテーマは「児童文学における食べ物」でした。
それ以来、数十年、このテーマは温め続けている私のライフワークのようなものです。
吉田先生から教えていただいた、イギリス児童文学の風土性ということ、作者が暮らした生活、場所、自然、そうした風土に触れてこそ、その作品世界を本当に理解できると思うのです。
その世界を開ける鍵のようなものが、私にとっては、作品に描かれるお菓子であったり、ハーブであったり、暮らしてわかったイギリスの生活であったりするのです。
この本は名作といわれる「たのしい川べ」、「ライオンと魔女」などイギリスの児童文学を11作品取り上げ、それぞれについて、作品に描かれるそうした鍵をつかって大人だからこそ楽しめる世界を開くヒントを書いたつもりです。
この本をきっかけに、作品をもう一度読み直すという楽しみにつながったら、とてもうれしいことです。

 

この本は2019年に韓国で翻訳されました。独自のかわいいイラスト入りです(韓国版表紙は写真左)
 

ビアトリクス・ポターを訪ねるイギリス

​湖水地方の旅

ピーターラビットの故郷をめぐって

​(大修館書店 2013年4月発売)

20年以上通い続けている湖水地方。
ビアトリクス・ポターが絵本で得た印税などで買い求めた湖水地方の土地はそのおかげで開発から免れ、絵本に描かれたそのままの景色を今もとどめています。
ポターがすばらしいのはそこに暮らす人々の生活も併せて後世に残そうと尽力したこと。今もポターが購入し、ナショナルトラストに残したファームでは湖水地方特有のハードウィック種の羊を中心とした牧羊が行われています。この本ではポターの人生を場所で区切り、生まれ育ったロンドン、結婚し、半生を過ごした湖水地方、春のホリデーで過ごしたドーセットやコッツウォルズのグロースターなどその土地とポターとのつながりを書きました。また、私の専門であるハーブについてはポターのアトリエ兼住居であるヒルトップの庭や、絵本に描かれているハーブについて触れています。ポターの作品に描かれたお菓子、そして湖水地方にちなんだお菓子もレシピとともに紹介しています。実際に作って味わうことも楽しんでいただきたいと思います。

幸福なイギリスの田舎暮らしをたずねて

ピーターラビットの故郷をめぐって

​(集英社 2013年5月発売)

集英社から出す文庫サイズの本の3冊目。
私が今も愛してやまないイギリスの田舎の魅力を場所、人を通して紹介しています。
短い観光旅行ではなかなか感じ取ることができない。イギリスの奥にひそむ魅力をお伝えできたら、と思っています。
旅で出会ったイギリスのお菓子や料理もレシピをともに載せました。
現在小布施をはじめ日本でも栽培されている料理用リンゴ、ブラムリーを使ったスコーンやアップルカード、ドーセット・アップルケーキ、アップルクランブル、そしてルバーブを使ったクランブルケーキ、ジャムのほかに、お茶の時間の定番、ビクトリアサンドイッチや珍しいビーツを使ったチョコレートケーキなど14種です。

ハーブ祝祭暦

暮らしを彩る四季のハーバル

​(教文館 2010年5月発売)

20年前に東京堂より出版した「ハーブ歳時記」を改訂、加筆して出来上がりました。
クリスマスやイースター、結婚式など、祝祭の日に欠かせない食べ物や飾り。それらに使われるハーブから、欧州の人々がめぐり来る四季をいかに楽しみ、味わってきたかがわかります。
ハーブは育てて楽しむだけでなく、知る楽しみもあるということをこの本を通して垣間見ていただけたら、と思います。
祝祭行事の成り立ちやハーブの名前の由来、絵本と文学に登場するハーブに隠された意味、祝祭のお菓子と料理のレシピ、昔ながらの季節のハーブの使い方など、楽しいトピックスが満載!
新たにハーブの料理への使い方、エッセンシャルオイルを重曹を使ったナチュラルなお掃除のことなど実用的なハーブの使い方を巻末にまとめました。

物語や絵本のお菓子

​(集英社 2009年1月発売)

物語や絵本の中に出てくるお菓子を文章とともに紹介しています。
ハーブや物語の舞台となった場所など私の写真とともに紹介するコラムも楽しんでいただけると思っています。
取り上げた物語や絵本も「ナルニア国シリーズ」、「メリーポピンズ」、「楽しい川辺」などの古典から「ハリーポッター」など現代のファンタジーも取り上げています。
物語や絵本を読んでいるとでてくる食べ物に誰もがいったいどんな味なんだろうと思うはず。
そんな楽しみをこの本を通して味わっていただけたら嬉しいです。

秘密の花園クックブック

​(東洋書林 2007年12月発売)

原書はアメリカで出版されたもので、私が翻訳をしました。
物語として有名な「秘密の花園」を元にしてその舞台となっているヨークシャー地方の料理やお菓子のレシピを紹介した本です。
「秘密の花園」の物語の時代であるビクトリア時代の生活や歴史的な背景などが、コラムで書かれているのもレシピをいっそう引き立て、読み物としてのこの本を魅力的なものにしていると思います。
原書にはないおまけが、私が実際にヨークシャー地方を訪ねて、その舞台となった場所や料理やお菓子について自ら撮った写真と共に書いた前書きです。
「秘密の花園」をもう一度読み直しながら、読んでいただきたい本です。

 

美しいイギリスの田舎を歩く!

​(集英社be文庫 2007年1月発売)

ガイドブックでは表現できない、イギリスの田舎の魅力を伝えたいという長年温めてきた思いがこの本で実現しました。
「ピーターラビットのおはなし」の作者として有名なビアトリクス・ポターの半生を描いた映画がイギリスでは公開になったばかりですが、その舞台となった湖水地方についても私なりにポターの足取りを追い、ポターの生き方を含めて綴りました。イギリスに住み、各地を旅し、私自身で20年以上に渡って撮ってきた写真と共に文章、料理、お菓子のレシピも合わせて「手作りの香りのする本」に仕立てたつもりです。
イギリスの田舎の美しさを支えるものについて思いを馳せていただければ、嬉しいです。

この本は2009年に韓国で翻訳されました。(韓国版は写真下)

イギリスのお菓子

楽しいティータイムめぐり

​(集英社be文庫)

集英社の雑誌「タント」に1999年1月から2000年12月まで連載していたページと特集記事をもとに大幅に書き足してまとめた一冊です。
季節ごとにまとめたお菓子には、それぞれまつわるストーリーを添えました。お菓子の背景にあること、それが私が大切にしていることです。

基本ハーブの事典

​(東京堂出版 2005年発売)

1987年に刊行した「ハーブの事典」をもとに新たに増補、改訂し、2005年に出版しました。
90種のハーブ情報(概略、歴史、育て方、薬効、料理、美容)を神話などの文学的要素を交えて詳しく紹介。
巻末には「ハーブガーデンの歴史」、「ハーバル、ハーバリストの始まり」などの項目別にハーブにまつわる歴史の流れを写真や図版と共に読んで楽しめるページに仕立てました。
講座の参加者の中には、「一家に一冊ないといけませんね」と言ってお母様とそれぞれ一冊ずつ買ってくださった方がいました。

bottom of page